鎌倉に訪れた際は、ほとんどの方が小町通りの散策にあわせて、鶴岡八幡宮へ参拝されるのではないでしょうか。
鶴岡八幡宮には広い境内の中に休憩所としてカフェが2つ併設されています。参拝の合間にぜひ一息ついてみませんか。今回は気になる2つのカフェについてご紹介します。
鶴岡八幡宮のご紹介
鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府を築いた源頼朝の祖先、源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請し氏神として鎌倉の由比ヶ浜辺に祀りました。その後、源頼朝が現在の地に移したとされています。
鎌倉駅から鶴岡八幡宮までは、小町通りを通って行かれる方が多いかと思いますが、ぜひ行きは参道である若宮大路を通ってみてください。
春は桜が咲き、夏は新緑がとてもきれいで癒されます。
鶴岡八幡宮で催される年内行事(祭事)
鶴岡八幡宮では、1月1日の歳旦祭から始まり、12月31日の大祓まで年間を通して様々な神事が行われています。
1月15日 左義長神事(どんど焼き)
正月で使った門松や飾りを積み上げて、神職の方が祭典を執り行い、浄火で焚き上げる行事です。
1月下旬 鶴岡厄除大祭
鶴岡八幡宮では、年中厄除けの祈祷ができますが、節分前に1週間ほど厄除大祭が催されます。通常の祈祷との違いは、大祈祷限定の破魔矢や厄難焼納札を授かれます。
6月上旬 蛍が一斉に放たれる蛍放生祭
毎年境内の池に、都会では見ることがなくなった約千匹もの蛍が放たれます。日の入りから夜9時まで楽しめます。
8月立秋の前日〜9日 ぼんぼり祭
境内には鎌倉にゆかりのある文化人や著名人が描いた書画約400点がぼんぼりに仕立てられ、参道に並びます。
9月16日 流鏑馬神事
馬で駆けながら馬場に配された3つの的を射抜く伝統行事。
12月31日 心身の罪穢れを祓い清める大祓
日々生活する中で、知らず知らずのうちに罪や過ちを犯してしまいます。これらの心身の罪穢れを祓ってくれる神事。
鶴岡八幡宮では一年を通して、様々な行事があり、古くから鎌倉と共に繁栄していった神社、まさに鎌倉の地になくてはならない存在です。
では次に、境内で休憩できる素敵なカフェを2つご紹介します。
茶寮 風の杜
鶴岡八幡宮の境内にすぐ入ったところにある休憩所。
葉山にある老舗料亭 日影茶屋が監修する和モダンの茶寮です。日影茶屋は料亭ではありますが、和菓子や洋菓子、フレンチレストランと様々なお店を出店しています。
風の杜ではうどんといった軽食から、ぜんざいや和パフェ、お茶菓子など様々なメニューが楽しめます。
日影茶屋監修のためとても美味しいです。
また、店内も広々としていて、壁一面の窓からは大きい池が眺められたりととてものんびり寛げる空間です。
鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムに併設されたカフェ。店内にはなんと、2010年に倒伏した大銀杏の一部が展示されています。
鶴岡八幡宮の本宮に向かう石段の麓にあった樹齢1000年を超える大銀杏は、2010年に強風で倒れてしまいました。
鶴岡八幡宮のシンボルでご神木でもあった大銀杏をカフェで見ることができるなんて縁起がいいですね!
カフェではカフェラテやコーヒー、アルコールといったドリンクや、ホットサンドや和スイーツも楽しめます。
ちょっとした休憩にぴったりですね。
風の杜よりは少しカジュアルに過ごせます。
おわりに
鶴岡八幡宮の年中行事とカフェのご紹介は以上になります。
2つのカフェは共に神社の中にあるカフェとは思えないほどクオリティも高く、とってもお洒落ですね。
小町通りで食べ歩きもいいですが、歩き疲れたら境内でゆっくり過ごすのもおすすめです。ぜひご利用ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
他にも鎌倉で楽しめるカフェやランチのお店も紹介していますので、お時間があればご覧ください。