鎌倉で雰囲気も良く、美味しいフレンチを食べたいと思ったら、ぜひ古我邸をおすすめします。
100年の歴史がある鎌倉三大洋館の一つ古我邸は、2014年まで古我家の私邸でしたが、2015年からレストランとして公開されました。 過去には、内閣総理大臣を務めた濱口雄幸や近衛文麿の別荘や貴族の社交場としても使われた由緒ある洋館です。
そんな素敵な古我邸では、ランチやディナーはもちろん、緑豊かな庭を利用してガーデンウェディングとしても使われています。
今回は美味しいランチを頂いたのでご紹介します。
古我邸への行き方
JR横須賀線の鎌倉駅で降りたら江ノ電がある西口に進んでください。
改札を出たらまっすぐ進み、最初の横断歩道を渡り左手に歩いてください。
しばらくすると路地に古我邸の看板が置いてあります。その路地を左手に曲がります。
少し歩くと右手に大きなお庭のある古我邸に到着。
鎌倉駅から徒歩5分もかからない場所に、1500坪近い敷地のレストランがあることに驚きですね。
古我邸到着
門を入ると一面緑のきれいな芝生が広がっています。こちらの広い庭を使ってガーデンウェディングが催されていることも。
石畳の長いアプローチを進むと丘の上に築100年を超える洋館があります。
洋館の奥には素敵なテラスカフェがあります。次回行ってみようと思います。
玄関に近づくと、監視カメラで見ていたのか、スッと玄関のドアをスタッフの方が開けてくれました!
入ったすぐのところのフロント前にある真っ赤なソファーが印象的です。
席からは鎌倉を見下ろす素敵な風景が広がります。
ランチメニュー
ランチのメニューは、4,700円と6,400円の2種類のコースがあります。
4,700円のコース
アミューズ、前菜2皿、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーor紅茶
6,400円のコース
初めのお楽しみ、前菜2皿、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーor紅茶
HPには 「シェフ 古川が、その日に入る最高の食材を、最大限のおいしさをひきだして、コースを構成します」と書かれているので素材が違うのでしょうね。
今回頂いたのは、4,700円のコース。
◇アミューズの前に
ハモン イベリコ ベジョータ ホセリート社製のスペイン産の最高級生ハム
追加料金で生ハムの案内があったので、オーダー。肉の塊から直接切り落としているので、厚みがあり臭みが全くしなくて美味しかったです。
◇アミューズ
古我邸の畑より
古我邸の裏手にあるお庭で育った野菜を使ったアミューズ。中にタピオカが入った遊び心のある一品です。
◇前菜2皿
大羽鰯と岩牡蠣 茴香 冬瓜 蔓紫
旬である鰯と少しだけ火を通した岩牡蠣を贅沢に和えた前菜。
伝助穴子 八味唐辛子 モロヘイヤ ストラッチャテッラ
2つ目の前菜。穴子の中でも、300g以上の大きい穴子を「伝助穴子」使った料理です。
一枚の大きなお皿を使い、きれいな色使いですね。
◇魚料理
走水の太刀魚 パプリカとビスク
表面のみ火を通して、中はレア状態の太刀魚のソテー。素材を生かした料理です。
◇肉料理
京都七谷地鶏の炭焼き 南高梅と新生姜
他の鶏より、飼育期間が長く、放し飼いをしていることでも有名な京都七谷地鶏を使ったグリル。
こちらも素材の味を生かし、表面は焼いてますが、半レアの状態でササミの刺身を頂いているよう。身が引き締まっていて、地鶏の甘みを感じます。
◇デザート
桃 ヴェルヴェーヌ
コーヒー or 紅茶 ミニャルディーズとご一緒に
贅沢にもスイーツは二回。旬の桃を使ったソルベはとても美味しかったです!
おわりに
フランスのリヨンの老舗レストラン でも修業した古我邸の若きシェフ、古川慶顕氏の料理は、一品一品とても創作的で手が込んでてどれも美味しかったです。
また、料理を引き立てるお皿も一つ一つこだわりを感じ、目で見ても楽しめるものばかり。
記念日にお洒落して、大切な人と行きたいお店ですね♪
追記 裏庭のカフェにも行ってきました。
ランチで古我邸を訪れた際に気になっていた裏庭にあったカフェに行ってみました。
裏庭のカフェは、春から秋にかけて暖かい時期限定でOPENしています。入り口に「cafe」の看板がでていたら、営業している合図。
さっそく行ってみると、結構賑わっています。
スイーツメニューは、①本日のケーキまたはペイストリー(850円)、②古我邸カフェ定番のチーズケーキ(890円)、③パティシエが贈る季節のデザート(1050円)の3種類。
③が売り切れだったため、①と②をチョイス。
二つとも木の器にのっていてとてもお洒落です♪
チーズケーキは、回りがしっかりめで、中がトロッとしていて美味しかったです。
また、お酒も飲めるようですので、興味があればふらっとカフェも利用してみてください。