鎌倉のメイン通り「小町通り」を入ったすぐのところに、鎌倉で一番オススメしたい絶品ランチがいただけるお店があります。
お店の名前は、なると屋+典座。こちらは、その時その時旬になっている野菜を1番美味しい形で出してくれる和食のお店です。
メニューは毎月変わり、汁物、鉢、小鉢、ご飯の4皿と、唯一変わらないお店自慢の自家製胡麻豆腐がついて、5皿が定食として提供されます。
肉や魚、卵は一切入っていません。それなのに、心も体も満たされ、自然と笑顔がこぼれるご飯が頂けます。
なると屋+典座への行き方
行き方はとても簡単です。
JR鎌倉駅に着きましたら、東口に出ましょう。
東口から出て、前方左手に小町通りの入り口があります。
小町通りに進んだら、1分もかからないうちにお店の前に到着です。
二階がなると屋+典座さんです。
今月のごはん
メニューは3つ。
- 葛とじうどん 880円(税込)
- うどん+惣菜三品 1,760円(税込)
- 月のごはん 1,760円(税込)
月のごはんは、その月の旬の野菜をたっぷり使って先付け、飯、汁物、鉢、小鉢の5品で提供されます。
葛とじうどん
昆布、椎茸、野菜の旨味を葛で閉じ込めたうどん。
とろ〜りとしたあんが野菜の旨味を閉じ込め、最後まで温かく美味しく食べられます。
うどん+惣菜三品
葛うどんにその月の旬の野菜が使われた総菜と胡麻豆腐が3品ついています。
うどんも食べたいけど、総菜も食べたい方におすすめ。
月のごはん
こちらは2022年1月にお伺いした時のごはんです。
先 胡麻豆腐
飯 菜の花と新たくあん
汁 金時人参
鉢 里芋・ごぼう・れんこん
小鉢 丸大根・ゆず
旬の野菜を使っているのでどれも旨味がギュッと凝縮されています。
月ごとに変わる定食は、年によっても若干変わりますが、その時々の旬の野菜が使われていることは共通しています。
1月のごはん
金時人参の汁物で、新しい年の訪れを感じます。新たくあんと菜の花で、もうすぐ春が来ることを感じられてうれしいですね。
2月のごはん
2月から3月の旬であるふきのとうを使った汁物や、冬の旬であるほうれん草のごはんや丸大根の煮物で栄養をたっぷりつけます。
3月のごはん
夏が旬と思われているトマトですが、実は春から初夏が旬だそうです。甘みが詰まったトマトを珍しくお味噌汁で頂きます。うどと新わかめを使った揚げ物も楽しめます。
4月のごはん
春キャベツのシャキシャキした食感を楽しめる汁物に、春の訪れ感じる筍ごはん。新じゃがいもと新わかめのかき揚げはきっとみなさん好きなはず。
6月のごはん
年中食べられるイメージのごぼうですが、新ごぼうの旬は6月から7月。冬瓜(とうがん)と新ごぼうを使ったかき揚げや、南瓜(かぼちゃ)と酢橘が入った味噌汁が頂けました。
7月のごはん
2020年と2021年の7月のごはん。ししとうがのったトマトを使った炊き込みご飯と、南瓜のスープは一緒ですね。小鉢にはそれぞれ夏が旬のもずくが入っています。
鉢には夏の疲れをとってくれる疲労回復効果のあるズッキーニの素揚げが入っています。
8月のごはん
2020年と2021年の8月のごはん。夏といえばゴーヤ。ごはんは苦味の効いたゴーヤとひじきの炊き込みご飯です。
9月のごはん
9月はなんとも珍しいイチジクを使った味噌汁。イチジクの甘さと赤だし味噌が意外にもマッチしていて美味しいです。
鉢にはさつま芋となめこ、ししとうが入っています。
10月のごはん
10月は、汁物に根みつばと菊花が入っていてなんとも華やか。ご飯は、人蔘の炊き込みご飯と上に大きな舞茸がのっています。鉢はさつま芋とエリンギ茸のかき揚げで一気に秋らしいメニューになりましたね。
2021年12月
12月の汁物は、干し柿と赤味噌。干し柿をお味噌汁で食べるのは初めての方も多いのでは。赤味噌ととても合います。
ご飯は里芋と輪切りしたごぼう。鉢は、丸大根と蕪、金時人参、小鉢はしめじとせりのかき揚げです。
おわりに
以上、なると屋さんの年を通してのごはんをご紹介いたしました。いかがでしたか?
こちらでは食べたことがない野菜や、果物を味噌汁に入れるなど様々な食べ方を体験できます。一度ならずとも何回行っても楽しめます。
また、お店の雰囲気も落ち着いていて、店員さんも大人な接客。1人でも入りやすいですよ。
鎌倉に来た際は、旬の野菜を楽しむためにぜひなると屋+典座さんを訪れてみてください。
鎌倉の和食ランチがいただけるお店をご紹介したブログも参考にしてください。