今回は、鎌倉に来たらぜひ食べてほしい隠れた甘味の名店をご紹介します。
そのお店は、小町通りを入ってすぐ、一つ路地を曲がったところにひっそりとある老舗の甘味処「納言志るこ店」さん。
観光客からはもちろん、地元民からも愛され30席ある店内は満席になることも珍しくありません。
1953年に創業された年季を感じるお店の引き戸をガラガラッと開けると、お店のおばさま方が「いらっしゃいませー!」と元気に声をかけてくれます。
納言志るこ店への行き方
鎌倉駅に着いたら、鶴岡八幡宮がある鎌倉の表玄関の東口にでます。
東口をでたら、左前方にある小町通りに進んでください。
小町通りに入って一つ目の路地を右手に曲がります。
10mほど進めば右側に納言志るこ店があります。駅から約2分ほど歩けば到着です。
休日は行列ができていることもありますが、さくっと食べて、出られる方が多いのでそこまで待たないですよ。
一番人気は田舎しるこ
こちらのお店に入ったらほとんどのお客さんが注文するメニューがおしるこ。
豆の粒が残ったつぶあんの田舎しること、こしあんの御膳しるこの2種類があります。
お店の一番人気の田舎しるこは、丹波の大納言を2時間かけて煮込まれていて、ふっくらと柔らかく、甘みもありどこか懐かしいお味です。
小豆の中には、焼き色がついたお餅が一つ入っています。一つだけなので、小豆と一緒にちびちび食べます笑
付け合わせの漬物も美味しいですよ。
お店のメニュー
おしるこ以外にも様々なメニューがあります。
餡子の上にバニラアイスがのったクリームぜんざい。クリーミーなバニラアイスと餡子の相性がとても良いです。
寒天がこれでもかってくらいたくさん入った抹茶あんみつ。
抹茶と餡子を混ぜて食べるとさらに旨味がアップします。+50円でアイスもトッピングできるので、抹茶クリームあんみつにしてもいいですね。
夏季限定のかき氷も人気
夏には、かき氷が登場します!
お味は、お店自慢の餡子が入った宇治金時やミルク金時、他にもイチゴ、メロンなど17種類から選べます。
以前、女優の石田ひかるさんがインスタグラムで「納言のかき氷食べたかったけれど結構混んでいたのでまたの機会に」と、こちらのお店のかき氷を紹介していました。
今回頼んだのは、餡子が入った抹茶金時。餡子は見えませんが、底にたくさん入っています!
かき氷は、最近流行りのふわふわタイプではなく、昔屋台で食べた粗目のかき氷です。さすがにキーンとはしませんでしたが。それもまたそれで、懐かしくて美味しいです。
夏でも納言志るこ店さんの餡子を美味しく楽しめるなんて贅沢ですね♪
おわりに
以上、夏も冬も美味しい餡子が楽しめる納言志るこ店さんのご紹介でした。
こちらのお店は、昭和創業の懐かしいお店の雰囲気と鎌倉一美味しい餡子が食べれるということで、地元民にとても愛されています。ぜひ鎌倉に来た際は、こちらの餡子を食べてみてください。
他にも鎌倉の甘味処を集めた記事もあるのでお楽しみください。
同じ小町通りには、鳩サブレーが人気の豊島屋さんが手掛ける豊島屋菓寮 八十小路さんがありますよ。